ローン後の倒産に注意して下さい
エステティックサロンでは、継続してサービスを受けることを前提として、
現金前払いや、クレジットやローンでの分割払いなどを利用することが多いと思います。
ではもし、ローンを組んだ後にそのエステティックサロンが倒産してしまったら、
そのお金はどうなるのでしょうか?
契約書を確認する
まずはエステティックサロンと交わした契約書を確認しましょう。
契約書の中で「前受金の保全借置」について書かれているでしょうか?
この前受金の保全借置というのは、もし経営の継続が困難になった場合に、
お客様に対して前受金の全額またはその一部を金融機関から返還されるためのものです。
エステティックサロンが金融機関などと信託保全契約を結ぶので、
前受金の保全借置について記載がある場合、金融機関から返金してもらえる可能性があります。
「抗弁権の接続」ができます
以前は、エステティックサロンからサービスを受けられなくなったとしても、
クレジット契約は別の契約のため、支払いは請求されてしまうのが通常でした。
しかし現在は、エステティックのサービスも
「抗弁権(請求を拒否する権利)の接続」という制度の対象となったことで、
倒産したり、商品・サービスに何かしらの欠陥があった場合などは、
お客様とサロン側の契約が成り立たなくなっているという理由をもって
クレジットの支払いを拒否できるようになりました。
正当な理由があれば、クレジット会社に対して請求の拒否を主張することができます。
エステティック消費者相談センターへ連絡する
エステティック消費者相談センターとは、
エステティックの契約やサービスについての疑問や不安を受け止め、
分析し、様々な相談に対応してくれる機関です。
「よくあるご質問」には
実際にあった相談内容に対する返答なども掲載されているので参考になります。
AEAエステティック消費者相談センター
電話番号:03-5212-8805
受付日:月・水・金の週3日間
受付時間:12:30~17:00 (年末年始・祝祭日は除きます)
http://www.esthesite.com/counseling_center.html
お店がオープンしてからの年数は信頼の目安です!
どんなに手厚い保障があっても、倒産されては困ります。
それよりも安心して施術を受けられたほうがいいですよね。
では、どうしたら安心できるサロンを見つけられるのでしょうか。
実績や信用のあるサロンは、営業年数に比例するといってもいいでしょう。
オープンしてから10年以上が信用の目安になります。
お客様との長いお付き合いの中から信頼関係が生まれ、
安全なサービス提供ができるようになるのです。
エステティックサロンを長く続けていくには、
周りのお店や住民の方々の理解がなければいけません。
料金の安さや通いやすさ、大手だから安心というだけで選ぶのではなく、
エステティックサロンとしての品格やオープンからの年数、
またどんな質問にもしっかり答えてくれる丁寧なサロンを選ぶようにしましょう。
日本エステティック業協会(AEA)加盟店であるサロンを選ぶのも重要です。
問題が起こるサロンのほとんどは非加盟店ですので、
トラブルに巻き込まれないためには加盟しているかどうかを基準にするのも良い方法です。
日本エステティック業協会は、
- 業界の社会的信用と信頼性の確保・向上
- コンプライアンス(法令尊守)の周知徹底
- 会員サービスの充実と質的向上
を基本方針に、エステティック業の振興を目指している機関です。
加盟しているということは、
このような基本方針に従って安心安全な運営ができているということです。
また「AEA認定エステティシャン」という資格制度があり、
安定した技術と知識を備え持ったエステティシャンを認定することによって、
より多くのお客様の信頼をいただき、
エステティック業の健全な発展とエステティシャンの資質向上
及び社会的地位の確保を目指しています。
優れた知識と幅広い知識を持った
認定エステティシャンがいるエステティックサロンなら
サービスについてのトラブルもほとんど起こらないといっていいでしょう。
(※ライトウェーブは日本エステティック業協会の加盟店となっております。)
未然にトラブルを防ぐため、エステサロンは慎重にお選びください。